はばたき(都留)にて

はばたき(都留)にて

3月25日、富士山のふもと・山梨県都留市にある「天使のおもちゃ図書館 はばたき」にお伺いしました。午前中は施設の利用者さん、午後は放課後デイの生徒さんたちと、最後の会は、近隣の学童さんとの交流の場でもありました。

都留在住の小林浩太朗さんのお母さん・圭子さんのご紹介で、今回実現しました。浩太朗さんは、去年の夏の空に旅立っていかれましたが、浩太朗さんの残した作品の数々は、ずっと人々の心につながりつづけるだろう作品です。この施設の天野さんは、もう30年以上前から、子どもたちが遊んで学んで表現できることをたくさんやってこられました。浩太朗さんの表現にはきっとそんな影響もあるんだろうなあと思います。今回も浩太朗さんの絵が見守ってくれていました。

先月、支援学校でお伺いしたときに、ふだんと違う場所が慣れずに、プラネタリウムの部屋を先生につれられて何度も入ったり出たりしていたお子さんがいました。今回もまた会えました!
たしかに、やだよーという声は時々出しているのですが、プラネタリウムの時間、外に出ることもなく、ずっと見ていることができました。 この次のときがまた楽しみです。

最後の学童との交流の時間は、部屋全体がゆれてる感じに、子どもたちの気持ちはポップ。この空気を一緒に感じあう、そんな場があることがとてもいいなーと思いました。

コロナ禍で、これまでむしろあまり行けてなかった山梨県内のさまざまな施設さんと出会いなおしています。今後も、つながっていきたいなと思います。

桜もきれいに咲いていました。浩太朗さんのカレンダー3月の絵も、桜です。
「春は出合いと別れの季節 さくらは見ている 知っている
のぞみにいっぱい胸ふくらませ 夢のロードをつっぱしろう」