未来の看護師さんと

未来の看護師さんと

 1月17日、千葉労災看護専門学校の学生さんや教員の方々に向けて、「死と再生を考える」ワークショップを開催しました。学校側からは、学生さんと先生あわせて64名、星つむぎの村からは共同代表の高橋と跡部、スピーカーとして、ペコちゃんこと黒井良子さん、古賀和子さん、他3名の村人も参加しました。
この学校の講師をつとめている松本一直さんが、「すべての人に星空を」を授業で扱い、その中の「12 星との対話」の章を読んでの感想文を課題にした際、若い学生さんたちから、それぞれとても深いところで受け止めてくれたことが、そのレポートから伺い知ることができました。その素晴らしい感想を見せていただいた私たちは、ぜひ彼らと対話をしてみたい、と思いました。
そこで、今回は課外活動として、オンラインでのワークショップをひらくことになったのです。最初の想定よりはるか多い学生さんや先生方が集まりました。
星つむぎの村の「病院がプラネタリウム」の活動紹介、プラネタリウム、医療保育士としての黒井さんの話。そして、

以下、黒井ペコさんからのレポートと感想です。

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まずはじめに!!かけがえのない時間と場を共有できて心より感謝いたします!
真理子さんのお話とプラネタリウムを見ていたとき、とてつもなく大きなエネルギーに包まれて「いい活動してるね!!」って言われているような気がしてあっという間に幸福感に包まれてしまいました。ミュートをいいことに号泣(笑)

休憩を挟んで私の順番です。こども病院での医療保育士としての体験を20分時間をいただきフリートークさせていただきました。はじめましての学生さんに何が届けられるかわからないけど、すべての人に星空をの原稿を頼まれた時も感じた想い
「こんな私的な話を不特定多数の人向けに書いちゃって大丈夫なんだろうか…?」とんでもない事をしちゃったんじゃないかとも思ってた。

ところが看護学校の松本先生(ラッシャー)が「死と再生の章」を教材に取り上げて感想文を学生さんが書いてくれたのを読ませていただき、とんでもないギフトがめぐってきた!!と思えたのでした。だから今回プラネタリウムを通して想う私の宇宙観として
「どんな感情を持っていてもいい」
「見えない聞こえないものを感じとる力を大切にしよう」
「人と人の間星と星の間にあるもの
見えなくても確かにあるものを感じてみよう」
「何も出来ないじゃなくて
私は〇〇だから出来ることがある!思い思いに当てはめてなってほしい!」
そんなことを伝える事が出来たのは大きな喜びでした。
命をかけて何かを成し遂げようとしている方への応援歌でした。星つむぎの村人だけど、何年いてもプラネタリウムの解説が出来ないけど、こんな形で伝えることができるんだなぁと言うのも新たな感覚でした。

セッティングしてくださったラッシャーは最後の最後に、感極まって涙を流してくれました。オンラインで46人職員や学生生徒を前で泣いていました。
その様子をみんながじーっと見守るその場がとっても温かく、まるで星たちに見守られているかのようなラッシャー。

振り返りのZOOMでは、跡部さんがもう一人のスピーカー古賀ちゃんに声を掛け泣かせてたな…
泣ける場があってよかったねぇ…
なんだか…
認めてもらいたい愛されたいと
ずっと思い続けてきたけれど、
実はとっくの昔から、愛されて包まれていたことに気がついた時のように
温かい涙が溢れているようでした。
そうなんだよ。そうなんだなぁ…
みんなみんな星に愛されてこの世に生まれてきたんだ。
だから、どんな人でも生きとし生きるものはいとおしい。
生きている意味のない人なんていない。
だから、命を大切に自分を大切に生きていい。
そう改めて思いました。でも、日常に戻るとすぐ忘れちゃうんだけど…。
だから、また星を見上げて思い出すのそうやってここまで生きてきたんだなぁ…また皆さんで星を見上げましょうね。
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古賀和子さんの息子、駿介くんは高3の夏に交通事故で、星になりました。
「若い人が夢を持てるようにする仕事をしたい」と語っていた駿介くん。
駿介くんが見守る中、和子さんが、どれだけ星に救われたか、ということ、
そして、駿介くんがかつぎこまれた救急病院で、完全にパニックになっていた
和子さんの隣にいて、何も語らず背中をさすってくれていた若い看護師さんのこと。
言葉がなくても、人間の尊厳をもって人に向き合う人は、そのことが伝わる、と。
駿介くんからのメッセージを、同世代の未来ある看護学生たちが受け取ってくれたように感じています。

ワークショップの最後には、今かんじていること、を紙にかいて、見せてもらいました。こんな機会をつくってくれた松本さんや学校の先生方に、感謝いたします。