みちのく七夕キャンプ in 一関にて

みちのく七夕キャンプ in 一関にて

8月4~5日(キャンプは6日まで)、あおぞら共和国をつくられた難病ネット(難病の子ども支援全国ネットワーク)さんは、毎年全国7カ所で、「がんばれ共和国」というお泊りイベントを繰り広げています。それぞれがみんな4年ぶりの開催。
星つむぎの村は、七夕キャンプに2016年から行かせていただいています。今回は、高橋、千葉在住で仙台出身の野口由紀子さん、宮城・登米在住のわーだー博士こと和田直彦さんと一緒に参加しました。1日目には、パレットおおさきのプラネタリウムに長年関わられている、松浦さんもお手伝いにきてくださいました。

プラネは1日目3回、2日目5回、ご家族やキッズ団(きょうだいさんチーム)、たくさんのボランティア学生さんにみてもらいました。キャンパーさんはたいてい1組か2組だったので、それぞれのお誕生日の星空も毎回出しました。コアなリピーターの方たちには、いつもとちょっと違うバージョンで。
お誕生日の星空に、お母さんじゃなくて、若い学生ボランティアの女の子が涙がとまらなくなっちゃってた子がいました。

夜は、花火と観望会。とてもよく晴れて、てんびん座やへびつかい座もはっきり見えるぐらい。
和田さんが2台、松浦さんが1台、望遠鏡もってきてくださいました。
電子観望の準備もあれこれしてもらっていたのですが、こちらの配信が遅くなってしまったので、バギーのみなさんにちゃんと見てもらえなかったのがちょっと残念。でも、アルビレオなどに若い学生たちも歓声あげていました。

小林信秋さん、難病ネットの創始者で、あらゆるキャンプを面倒みてきた小林さんが、去年なくなってしまって、みんなその先を模索しているようでもあります。特に、七夕キャンプの堺井先生は、ことのほか小林さんとのおつきあいが深く、同じ時期にがんになったということもあって、ほんとうに深い悲しみをうけたと思います。1日目の夜も、いろいろな写真をみせながら、小林さんを偲ぶトークをしていました。 あらためて、ボランティアハンドブックをひらくと、すみずみまで小林さんの理念があって、それはそのまま、「共に生きる社会」なのでした。
そして、やっぱり一緒に過ごすことが何よりもかけがえがないのだとあらためて感じるのでした。