病プラ研修会2021①

病プラ研修会2021①

4月29日、「病院がプラネタリウム研修会2021」の1回目を開催しました。2018年の初回のときから、具体的な活動についての話と並行しつつ、一方で、「寄り添うとはどんなことか」ということについて感じたり考えたりする時間をつくっています。
今回は、当事者としての藤田一家の話を聞きました。
てんかん性脳性まひなどをもつ、いっちゃんが生まれたときからの藤田一家の物語。
社会全体の尺度がどうしても「できる」「できない」ということにおかれがちな中、お姉ちゃんのゆいちゃんの行動で、「できること」と「できないこと」の間に、「一緒にやればできること」を発見したり、「支援される」中で感じる孤独感の中、星空が境界を取り払ってくれることに気づいたり。お互いがさまざまなことに気づいていくために、いろんな子どもたちが日常を過ごすことの大切さを、あらためて感じさせてもらいました。
見えないバリアがどこにあるのか社会を構成する一人ひとりが気づき、「きみがひつようです」と心から言えること、そこからアクションしていくこと、地道に積み重ねていきたいとあらためて思います。