浦和・ぽけっとさんにて

浦和・ぽけっとさんにて

【6月7日 浦和・ぽけっとさんにて】(レポート 藤田優子)

浦和にある、ぽけっとさんに星空を届けてきました。TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
4メートルドームで2回投影
ひこばえ幼稚園からの跡部さん真理子さんと、岡山リベンジの藤田母、浦和と聞いたらそわそわしちゃう藤田父の4人で伺いました。
おうちみたいなみたいなあたたかな雰囲気のお部屋いっぱいに広がったドーム。
集まってきたお子さんたちは、とても警戒した顔で様子を伺ったり、ニコニコ楽しみな気持ちを伝えてくれたり、みんな思い思いの反応でドームを眺めていました。そんなひとりひとりに寄り添う保育士さんたちがみなさんとびきりの明るい笑顔で、素敵な場所だなぁと嬉しい気持ちでドームに入りました。
1回目の投影では暗くなってちょっと寂しくなってしまったお子さんがいて、ときおりクスンクスン言いながらもお誕生日星座のお名前呼びではなんとか笑顔でお返事してくれたりしていたのですが、宇宙に飛び出し火星が迫ってきたあたりで我慢の限界!
その声を聞いた別のお友達も、だんだん悲しくなってきて「ママー!ママー!」と遠く宇宙でママを呼ぶ姿がかわいくて、申し訳なくて。
でもそんな中でもニコニコで宙を見つめているお子さんもいて…
なんとか地球に帰ってきて、誰よりも私が1番ホッとしたのでした。
2回目の投影は、立ち上がってお空を指さしたり、感じたことを声に出して伝えてくれたり、1回目とはまた違った楽しい雰囲気の宇宙旅行でした。2回目にはバギーのお子さんもいました。
4メートルドームにバギーで入ると、本当にお空が近くにあります。バギーから眺めるお空、保育士さんの抱っこで眺めるお空、みんなどんな風に感じてくれているのかなぁと想像しながら話していると、我が家の息子(バギーっ子)が重なってなんともいえない幸せな気持ちになりました。
終わったあとは1回目のお子さんたちも集まってくれて、みんなでありがとうの気持ちと素敵なプレゼントを届けてくださいました。とっても嬉しかったです。
ありがとうございました。
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今回のぽけっとさんは障害がある子もない子も当たり前に(というかごく自然に)一緒に過ごして驚きました。
企業型保育園と児童発達支援を兼ね備えた場所だと伺って、またびっくり。
今ある制度を重ねたり組み合わせることでできること、広がる可能性、まだまだいっぱいあるんだなぁと、とても勉強になりました。
2回だけの投影でしたが、とても心地よく充実した気持ちをいただいて家に帰りました。