神戸での広がり1

11月前半、神戸在住の村人たちが、施設でのフライングプラネタリウムを企画しました。そのうちの一つをご紹介。レポートは、企画者の芳司さんです。
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11月6.7.8日に神戸にある特定非営利活動法人ヘルパーGOGOにてフライングプラネタリウム・天井投影を行いました。
ヘルパーGOGOは重度の障がいをもつ18歳未満のデイの子供達と18歳以上の生活介護のお兄ちゃんお姉ちゃんが沢山います。
スタッフはヘルパーさんを中心に看護や作業療法、理学療法専攻の学生さんが働かれています。
楽しむことや遊ぶことをとても大切にされていてマンツーマンで子供達と向き合う数少ないNPO団体です。
今回天井プラネタリウムの提案をしたら二つ返事で快諾!
『なにそれ!めちゃくちゃ子供達喜ぶやん♪』と前のめりで話を聞いてくださいました。
事前に保護者の方に告知チラシを配布していただくなどスタッフの方も含めとても楽しみにしてくださっていて中には保護者の方で「星つむぎの村」をご存じの方もいました。
その方は『私も一緒に見たい~♪』と足を運んでくれたらしいです。
6畳の部屋を真っ暗にし1~2人で入れ替わり立ち代わりでプラネタリウムを楽しみました。
見方はそれぞれ。
寝転んだスタッフさんの体の上に身をあずけてじーっと見上げる子や抱き抱えてもらって星を見る子。
届くかな~と星に手を伸ばす子も。
眠ってしまう子もいましたが投影が進むにつれてしっかり目を開けて聞き入っているお子さんも♪
3回も見てくれるお子さんもいたそうです。
星に向かってなんだろこれは?と靴下投げちゃう男の子もいたり心地よい語りと暗闇でウトウトしたり、それはそれでOK!笑
星以外のイルカやオーロラも喜ばれたようです。
以前神戸の街は明るいので星空が見えにくいと代表の高橋真理子さんに教えてもらいました。
空を見上げることが少なく外出や遊ぶことが難しい重度障がいの子供達に今回ひと時の楽しさをお届けできたのではないかなと思っています。
自分には星座があるんだよ、みんな空で繋がっているんだよということを伝えることが出来て村人として少しは役目を果たせたかな(*^-^*)
そして未来ある看護師や作業療法士や理学療法士志望の学生達に「星つむぎの村」の活動を知ってもらえて本当に良かったと感じました。
星つむぎの村が今後もっと広く認知されてこれから星をたくさんの人たちに運んでくれるいいなぁと思います。
【理事長より感想】
この度は とっても貴重な体験をさせて頂き 本当にありがとうございました!
私たちの暮らす街の天文科学館は駅からは遠く、おまけに坂の上にあるので、車椅子の子ども達は行ったことがありません。
なので今回プラネタリウム初体験!!!
初めての経験なので怖くて逃げ出してしまう子どもも居ましたが、目をキラキラさせてうっとりする子ども。 映像より機材に興味津々な子ども。しばらく見入っているうちにリラックスして眠ってしまう子ども
職員の私たちも 子ども達の姿を見て嬉しくなりました


このような体験をさせて頂いて本当に感謝致します。
ありがとうございました!
星つむぎさんありがとーーーーー♡