七尾病院にて

七尾病院にて

5月9日(金)午後は、国立病院機構七尾病院にて、プラネタリウムを実施しました。全国各地から村人が集まり5日間にわたって石川県内を巡った、能登ツアーの4日目です。参加村人は高橋、跡部、ちひろ、すばる星人、浮森、ゆかこです。七尾病院の山本さんが、事前調整から当日の仕切りもすべてやってくださっていました。

レポートはちひろさんです。

午前の支援学校6回の投影に続き、午後だけで7回の投影がありました。
まずは、生活介護の通所利用の成人向け6名へ向けての投影でした。スヌーズレン室を使用して、跡部さんが投影を担当しました。普段からよくスヌーズレン室を使用しているそうで、暗い部屋での光には慣れているそうです。それでも最初は落ち着かない様子の利用者さんがいたけれど、後半には静かに星に見入ってた、と看護師さんからお話しいただきました。天井にミラーボールがあり、地球や火星が部屋中にいっぱい投影されて、それもまた綺麗でした。

続いて、療育室にて28名の方々へ。投影は真理子さん。こちらは参加していなかったので、投影中の様子はわからないけれど、終わったあとに代表の女性がお手紙を書いてくださり、「ありがとうございました」の想いを伝えてくれました。星つむぎの村人全員に、手作りの花束をいただきました。

その他、跡部さんの投影で、研修室にてご家族も含めて15名と一緒にプラネタリウムを実施しました。
最後は療養介護に入所中の患者さん13名へ、真理子さんと跡部さんが分かれての投影でした。患者さんの星座を聞いていなかったので、慌ててお誕生日を確認したところ、山本さんがほぼすべて暗記していて教えてくれました(すごい!)。声を出して笑ってくれた人、最後に拍手してくれた人、涙を浮かべていた人など様々。ベッドサイドに看護師さんも座り、患者さんに話しかけながら一緒に”きれい””癒された”と言っていただけました。ロケットだったり、国際宇宙ステーションだったり、オーロラだったり、それぞれの投影でいろいろなパターンを見ることができて、私もまた感動でした。

こちらは手作りのボードやポスターが見事で、みんなで感動!
たくさんの利用者さん、患者さんに参加していただけたけれど、山本さん曰く「調整が遅くて、うまく周知できなかった。もっと見てもらいたい人たちがたくさんいる。」とのこと。すてきなボードやポスターをみんなでもらって帰りたいね、と言っていたけれど、また次に呼んでいただいた時に使ってもらえることを願って。