佐賀大学病院にて

佐賀大学病院にて

3月24日は佐賀大学附属病院にお伺いしました。
今回は、小児病棟のつきそいの家族を応援しているキープ・ママ・スマイリングさんが去年おこなったクラウドファンディングで、小児病棟応援しよう!というプロジェクトの一つとして、星つむぎの村を呼んでいただいたご縁です。
村からは、高橋、跡部、仲道x2、今村が参加し、キープ・ママの佐賀支部さんもいらしてくださいました。

仲道のレポートです。
4mドームの会場は、子どもたちが遊んで過ごすプレイルーム。
ドーム設営のために入って、まず驚いたのは そのおもちゃの上質なこと!
そのルーム担当の方のお話では、一般の育児論だけではなく、プレイワーカー的な教育やおもちゃ論(誤飲などの安全論含む)まで学ばれているそうです。また、別の担当?の方から、あるおもちゃを持って来て、「これ、どうやって遊ぶのですか?」と質問されました。(アーチレインボーという積み木の一種、子どもたちは自由に遊びますが、大人たちは 遊ぶのが難しいようです)それを聞いて、この病院の子どもたちに対する姿勢がよくわかります。また、この部屋には、絵本やマンガ、書籍なども揃っていて、乳幼児だけでなく小学生くらいまでが楽しく過ごせるようになっていました。ただでさえ 気持ちの落ち着かない病院内、こんなホッとする空間があるのは大事だなぁ、と実感!

続いて、高橋のレポートです。
先日のわくわく祭典でいただいてきた、キープ・ママの光原さんの、「お顔」をもって、記念撮影
星つむぎの村からは高橋、跡部、仲道夫妻、みとさん。キープママ佐賀支部のみなさんが3名。
プレイルームで4mドーム2回、病室で1回プラネタリウムを行いました。
1回目、たくさん点滴や酸素もたずさえてきた中学生の男子2名も含め、特に盛り上がっていました。2回目に入った女の子は、終わったあと、こちらが片付けている間にも入口に何度もきてくれて、また見たい、と。
病室では、先生たちも、たくさん見に来てくださり、ベッド上の星空にみんなで歓声あげました。

後日病棟からいただいた感想を紹介します。
「こどもの目がキラキラしていた」
「(プラネタリウムは)初めてだった。中は暗かったけど怖くなかった。星がたくさんできれいだった」
「本格的なプラネタリウムだった。解説者の言葉に泣きそうになった。」
「辛いことが浄化されていく感じがした。」
「自然というものは離れていても、言葉でうまく伝えられなくても、何か伝わっていくものがあるのだとうなと感じた。」

みなさんが、天井の向こうの広大な宇宙を想像しておられること、祈っています。