長崎県 出口小児科にて

3月23日は、キッズ&ファミリークリニック出口小児科にて出口貴美子先生のクリニックでのイベント。
天井投影とワークショップでした。
出口クリニックは、小さく生まれたリトルベビーがNICUから退院してきたあとのフォロー、リハビリをされているような場所で、そういう子ども達と家族がたくさん集まる会で、70人ぐらい 集まっていました。
出口先生のクリニックを見学させていただきましたが、なんともなんとも、子ども達がここが好きになれるように、そして、安全なように、ここそこ工夫された、そしてとても広いクリニックでした。
会場には、なんと「天文教育普及賞受賞おめでとうございます」の文字が。
プラネは午前中2回、午後1回。ワークは随時行いました。
村からは高橋、跡部、仲道夫妻で参加してました。
レポートは仲道です。
出口先生の子どもたちに寄り添う姿勢を反映した、診察中もとてもリラックスできる雰囲気作りがなされていました。(考え方はわかるけれど、実施することはとても難しい)子ども目線をしっかりと持たれていることに、とても感心しました!
今回のワークは、地球ゴマと星座カード。長崎大学から子どもの心の医療系の先生と一緒に来られた大学院生(2人)がとても爽やかに対応してくれました。
・地球ゴマ
みなさんニコニコ顔で作ってくれました。
そして、こんなお子さんが…
はじめは、「地球ゴマ?なんか楽しそう。 (見本のデモを見て)おー! ここが地球? これは月か、ふんふん」。
そしてめでたく完成。 さぁ、回してみよう。 「うーん、うまく回せない」 何度もチャレンジして、無事回せるように!
「おぉぉぉーーーー!!! 地球と月だぁ!!!」
作った子は、作り上げ、回せるようになり、(自分たちが生み出した)地球を回る月を見る、ことに感動。見ている大人たちは、こんなシンプルなものが、コマになり、地球を回る月になる、そしてなにより、子どもが 作り上げ回して遊べることに感動しているようでした。
確かに、うまく回った時の爽快感は格別です!
・星座カード
みなさん、自分の星座のカードを選ぶ時からウキウキ感満載。丁寧に色を塗っていく、カード全体を大胆に色付けする、ほぼ一色で「おうし」を塗る、自分のイメージに合う色が無いらしく顔の色を塗らない、色塗りの後たくさんのシールを貼るなど、みなさん思い思いに楽しんでました。
また、みんなと接するのが苦手なお子さんがおられたので、別室で 両方を楽しんでいただきました。ドアは開けっぱなしで、廊下では多くの子どもたちが遊んでいましたが、部屋の中を見る子はいても 入ってくる子はいませんでした。これも、解放されたゆったり感が作り上げてるのかもしれません。
今回、時間は十分にあったので多くのご家族がどちらも楽しまれたと思います。そして、このゆったり感がとっても居心地よい雰囲気というか空間をつくっていたようでした。