みなと舎ライフゆうにて
7月21日は、みなと舎ライフゆうにてプラネタリウムを実施しました! TOOTHFAIRYチャレンジキッズプロジェクトの一環です。
天井に4回投影。谷口と金盛が参加しました。
横須賀市の湘南国際村にある「ライフゆう」は葉山丘陵地の緑の多い静かな地域にあります。湘南国際村は、おしゃれな戸建てや企業の研修センターなどがあり、電線が地下に埋められており空も広く、撮影などにもよく使われているとのことでした。気温は街中より数度低いため、冬場は面会に来られた方が雪に遭って困ってしまうこともよくあるそうです。駅からは少し遠いのですが、相模湾と富士山が見える素敵な所です。当日は霞んでいて見えずに残念でした。
ライフゆうは、設立10年目の施設で17歳から70歳の約60名の入所者がいらっしゃり、今回のイベントにはほとんどの方が参加してくださいました。ホールの入り口には「ようこそ、星つむぎの村」という飾り付けをしてくださり、温かく迎えていただきました。
私は今回3度目の参加で、今までドームのお手伝いしかしたことがありませんでした。にっちさんとは初めましてで、“遮光作業って、、、?”という状態の私がどれくらい役に立つのか心配していました。しかし!職員の方々がテキパキと手伝ってくださり、ほぼ予定時間(ちょっと過ぎたけど)に始めることができました。遮光シートの長さが足りないことがわかると、色画用紙を持ってきて隙間を覆ってくださるなど、色々な工夫をしてくださいました。休日のスタッフさんもボランティアとして参加。その上、仕事がとても丁寧で、大雑把な私がやっていたらどんなことになっていたか?と思うと本当に感謝です。
投影は午前2回、午後2回。マイクの調子が悪くてにっちさんはマイクなして語っていらっしゃいました。数人の方が大きな声を出される回もあったりしてちょっと大変だった時もあったんじゃないかと思います。私だったらこういう時は早口になっちゃうだろうなあと思いましたが、にっちさんはゆっくり丁寧にお話しされていました。
大きなホールに車椅子が15、6台集まり、ほとんどの方がリクライニングして見ていらっしゃいました。表情はあまりよくわからなかったのですが、明るくなった時にうっとりとした表情をされている方がいたのが印象的でした。職員さんからは「いわゆる普通のプラネタリウムと思っていて、星を見るだけだと思っていたのに、まさかロケットに乗って宇宙に行けるなんて、、」ととても嬉しそうに言ってくださいました。
投影が終わると、盛大記念品の授与式があり、素敵な手作りキーホルダーをいただきました。今回のプラネタリウムを入所者さんの素敵なイベントにしようという職員さんの気持ちが伝わってきました。(金盛)
事前の様子も様々で、魅惑のにっこりスマイルを披露してくださった方、お気に入りの曲を聴いている方、ぬいぐるみと一緒に来てくださった方。面会中のご家族も1回につき1,2組来てくれていました。手持ちの鈴でシャンシャン表現してくださる方も。
今回の投影は15分指定、ぎゅっと凝縮していきます。火星投げで大きく反応していたという方や、終わった後もまだ宇宙に心が残っているかのようにうっとりされていた方も。
マイクのトラブルで焦りましたが、いざ覚悟を決めたら、マイクを持たなくていいなら片手が自由だと気付き、むしろ視野が広がり。全員に届くように皆さんのほうを向いて語りかける時間がこれまでと比べてずっと多くするよう心がけました。職員さんも一丸となって、みんなで一緒に作り上げていきました!