日本天文学会「天文教育普及賞」受賞!

このたび、日本天文学会が授与する「天文教育普及賞」をいただきました!
「インクルーシブな社会を目指す天文教育普及活動」に対して、です。これまで行ってきた「病院がプラネタリウム」や「星の寺子屋」「星つむぐ家」の活動だけでなく、さまざまな村人がつくる「コミュニティ」としての存在を評価してくださったこと、とてもありがたく嬉しく思います。
これまで、ともに活動している仲間たち、星空を一緒にみてくださった大変多くの方々、ご支援くださっているみなさまのおかげです。ほんとうにありがとうございます。
受賞理由が
https://www.asj.or.jp/jp/item/2024kyoiku_reason_Hoshitsumugi.pdf
にありますので、ぜひご覧ください。
「このような星つむぎの村の活動は、ありたい未来社会をみんなで作り上げてゆく社会運動のひとつであると言える。国際天文学連合(IAU)が2018年に策定した「戦略計画2020–2030」の5つの目標の中の3つは、「天文学のインクルーシブな発展を促進する」、「市民の天文学への関わりを促進する」、「学校教育レベルで天文学の利用を推進する」である。星つむぎの村の活動はIAUのこの目指す方向とも合致し、天文教育普及の新しいあり方、天文学と社会の関係の新しいあり方を示す先進例といえる。」
この言葉に恥じないように、「ありたい未来社会」のために、またたくさんの人と一緒に星を見上げていきたいと思います。
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天文学会が発行する「天文月報」に、2023年5月号に掲載された投稿文「すべての人に星空をー「病院がプラネタリウム」の実践」もあわせてご覧ください。
https://www.asj.or.jp/jp/activities/geppou/item/116-5_248.pdf
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授賞式が、天文学会開催中の3月18日夕方に、水戸市民会館で行われます。これにあわせ、せっかくなので、水戸にいらっしゃる重症児さんやご家族やケアするみなさん、学会にご参加の研究者の方々にもご覧いただきたく、3月19日に近隣施設にて、7mドームを実施します。詳細きまりましたら、またお知らせいたします。
※写真は2024年の「合宿」ちょうど2月22日、2025年の合宿がはじまるところです。