南田中保育園にて

南田中保育園にて

11月4日、東京都練馬区にある南田中保育園でプラネタリウムを行いました。保育園の父母会の役員で、星つむぎの村の村人でもある藤田優子さんから、素敵な詳細レポート(先生や保護者のみなさんからの感想もたっぷり)いただきましたのでそのまま掲載します。素晴らしい時間をつくってくださり、ありがとうございました!

★★★★★★★★★★★★

11月4日娘の通う保育園の父母会イベントで、プラネタリウムを天井投影していただきました。
とてもとても素敵なひとときでした。
こちらにレポートさせていただきますね。
長くなってすみませーん!娘の園は、1歳から5歳まで、約80人の子どもが在園しています。
今回のプラネタリウムは、1、2歳合同とあとはそれぞれの学年ごとに、各回20人くらいずつ計4回入れ替え制で投影していただきました。まずはみんなできらきら星を歌って、「さぁ、プラネタリウム、始まるよ〜」いちばん広いお部屋にゴザを敷いて、どのクラスも、子どもも先生もみんなで寝っ転がって星を見ました。

トップバッターは、いちばん小さい1歳児と2歳児のグループでした。2歳児というと、我が家の末っ子と同じ年齢。絶賛ヤダヤダ期の真っ最中です。
そんな2歳児とそれより小さな1歳児が18人って、果たして投影は成り立つのか?と心配したりもしましたが、。ちいさなちいさな18人が目を閉じ数を数え…
ゼロ〜の声の後の一瞬の息を呑む静寂と、そのあとのふぁぁぁぁ!というため息めいめいがそれぞれ、じーっと天井を見つめ、小さな体と心で宇宙を感じているその姿があまりにもかわいくて、あまりにも愛おしくて、後ろで見ていて涙が出そうになりました。
あとからいただいた先生からの感想には、ごはんを食べながら星や宇宙の話をする子どもたちの様子にびっくりしたというお話も。小さい子たちなりに、満天の星空と真理子さんのお話をしっかり心のおみやげにもって帰ってくれたのだと思います。

続くクラスの子どもたちも、天井いっぱいの星空にわぁーっと歓声があがったり、自分のお誕生日星座を見つけて大喜びしたり、宇宙旅行に行ってキャーキャー言いながら迫り来る火星をエィッと飛ばしたり…そして広い広い宇宙から地球を眺めたり。みんなひとりひとり、ときに声をあげ、ときに息を呑み、天井から降り注ぐ星たちに目を輝かせていました。各学年ごとに少しずつ内容が深くなり、最後の年長さんは、私たちのいのちの起源のお話に。
宇宙の始まりはいのちの始まり。
みんな同じ誕生日をもって生まれた私たち、長い長いいのちのリレーの果てに今みーんなここにいるんだよ
という真理子さんの優しい語りに、側で一緒に見ていた大人たちもじーんと胸がいっぱいになりました。
1歳と5歳ではもちろんできることや分かることに大きな違いがありますが、真理子さんは、小さい子たちには小さい子たちにも分かるように、大きい子たちには大きい子たちの心で感じられるように、少しずつ内容や言葉を変えながら、みーんなの心に星空を届けてくださいました。それが届いたよ、感じたよ、ということが、子どもたち一人一人の表情や言葉からたくさんたくさん伝わってきて、本当に素晴らしいひとときだったのだなぁと、とっても嬉しくなりました。

投影の裏で行った星座カードのワークショップも大人気でした。集中して思い思いの色を塗りスパンコールを並べて、ラミネーターに吸い込まれるカードを心配そうにじーっと見つめ…反対側から出来上がったカードが出てきたのを見た時の嬉しそうな顔!お母さんにプレゼントする!
たからものにする!かわいい言葉があちこちからたくさん聞こえてきました。
そしてみんな自慢げな顔で大事にカードを握りしめて投影の部屋に入って来てくれました。今回のイベントで自分のお誕生日星座を初めて知った子もたくさんいたそうです。
自分のお誕生日の星座が映し出されたのが嬉しかったという感想も、たくさん聞かれました。星座カードのワークがあったことで、子どもたちはより投影を身近に感じられたのではないかなぁと思いました。

そんな楽しいイベントからもう1週間が経つのですが、娘の送迎で保育園に行くと、今でも毎日本当にたくさんの先生方やお母さんから声をかけていただきます。子どもたちもです。服についてる星を見せにきてくれたり、きらきら星を歌ってくれたり。今朝は名前も知らない小さい子が私の服を引っ張って、お星さま、見たよね!と言ってくれました。一緒に星を見たよね!というその子のはにかむ笑顔が、「私たち、仲良しだよね!」って言ってくれたように聞こえて、朝からとっても幸せな気持ちになりました。このイベントをいちばん楽しみにしていて、そしていちばん楽しませていただいたのは、実は私だったのかもしれないなぁ、と、そんなふうに思っています。コロナでたくさんの楽しいことが中止になってしまった今年度ですが、やっぱり「会える」「触れあえる」「その場の空気を一緒に感じられる」って、とっても心を元気にしてくれることなんだなぁと、改めて感じるひとときでした。一緒に星を見たことが、きっとみんなの心のエネルギーになったと思います。
すてきな星空をありがとうございました。

以下は、いただいた感想です。
〈先生たちから〉最初は1、2歳の子どもたちには難しいかな?とか暗くて泣かないかな?とか思っていたのですが、とても分かりやすく、小さい子どもたちも安心して楽しい時間を過ごさせていただきました。
きらきら星も大好きな歌だったので大喜びでした。昼食中には子どもたちの口から宇宙とか星とかということばも出てきてびっくりしたほどです。とても印象に残ったのだと思います。
すてきなプレゼントを本当にありがとうございました!子どもたちがわかりやすい内容、子どもたちの反応に合わせたお話の進め方
で、楽しく拝見できました。
また、大人も一緒に感動できる内容、スケールの大きさに驚きました。
また見てみたいなと思いました。最初にいただいた招待状に自分の星座があり、同じ星座が星空に浮かんでいるのをとっても喜んでいました。星や宇宙を身近に感じられる素敵なお話でした。本物の星座のようなたくさんの星をみることができ、子どもたちも私たちもとても心があたたかくなりました。
保育園でみんなで星を見たなぁと、一生心に残ると思います。一人ひとりが大切な存在なんだよということも伝わるとっても素敵な時間でした。自分だけのオリジナルな星座のカードまで作ることができ、楽しい時間をありがとうございました。〈当日お手伝いしてくれた保護者から〉星つむぎの村のお二方もとても優しく子ども達もほんとに盛り上がってましたね!
お迎え時もあちこちで子供たちがパパママに報告するかわいい声が聞こえました:ぽっ:️素敵な装飾と、星つむぎさんの素敵なプラネタリウムに感動しました☆
先生方も癒やされたー、とおっしゃってましたし、我が子も楽しかった!と家でもカードを作ってワークショップごっこしてました(笑)
思い出に残る一日をありがとうございました!!たんぽぽ組にはまだ少し早いかな?と思いきや、息子も「地球(木星?)が落ちてきたの:びっくり_赤:️」と興奮気味に話してましたし、クラスのお母さんからも「きらきら星(キラキラ)」をずーっと歌ってると聞きました。素敵なお土産も、ありがとうございました:びっくり_赤:
コロナに負けず、素敵なイベントをありがとうございました★プラネタリウム、とっても素敵で感動しました。
いのちと宇宙の繋がりの話、とっても壮大で、自分もまるで吸い込まれるようでした★
子どもたちも満天の星空に釘付けでしたね:びっくり_赤:️難しい内容もあったけど、子どもたちなりにしっかり感じてわかってるように感じました。目がキラキラしてました:目が星:
星つむぎのお二人の優しい人柄、語り口調に私も癒されました〜!
素敵な時間を共有できて、とっても幸せでした:ハート:〈年長さんの保護者から〉プラネタリウムの日、娘から『泣きそうだった』と感想を聞いて、暗かったから?と聞くと『違うよ。感動して泣きそうだったの』と言ってました。
それを聞いて私が感動しちゃった。
あの年で感動して泣くなんて、それだけ素晴らしい星空だったのでしょうね。私も一緒に見てみたかったな。
今年のイベントは、子供たちへのステキなプレゼントになりましたね!
本当にありがとうございました。迫力があって、宇宙の部分はちょっと怖かったから先生の近くに行ったんだと言ってました。
でもそう感じるくらいだったってところがスゴイ!
カードもとても嬉しかったようです:ハート:
とてもいい経験をさせていただきました。プラネタリウム楽しかったよ!と言っていました。
息子にとっては初めてのプラネタリウムだったので良い体験ができてよかったです:ぽっ:うちも初プラネタリウムで、娘は大興奮だったようです★
素敵な体験をありがとうございましたうちも初めてのプラネタリウムで帰ってからも何回も星や宇宙のことを話してくれました!なかなかない体験で喜んでいました!
ほんとにありがとうございました:ピカピカ:素敵なイベントありがとうございました!
娘も家でプラネタリウムの話をしてくれました:星1:️心に残った様です。
1歳の息子もキラキラ〜!と
星のことを言っていました:ハート目:
とても素敵な経験をさせていただきました!我が家はバッチリ宇宙柄の服を前日から用意して楽しみにしていました!

宇宙柄の服なんて持ってるのうちくらいですよね(笑)
家に帰ってからも部屋を暗くしてプラネタリウムごっこしていました:うふふ:
写真を見て、想像をはるかに超えたキレイさでびっくりしています!!

(高橋追記)
看板、暗幕の装飾、ポスター、星座カードや缶バッジがはいる招待状などなど・・父母会での準備が素晴らしかったです。暗幕の装飾は、子どもたちの絵をその子の星座にしてつないでいました。こどもたちはみな「招待状」を持ってやってきて、そこにはその子の星座が書かれ、さらに星座カードが挟めるように。
最後の優子さんから挨拶では、みんなの夢はなに?と問うてくれました。コロナ禍の大変な思いも、いつか星の思い出と一緒に、大切だったとき、と振り返れるといいね、とも。そして、「LOVE+」を流して、「一人じゃない みんなつながってる」の合唱も! にとのこんなふうに実施者の熱い想いがあると、そこに関わった人たちはみんなその想いを受け取って、ほんとうの意味でのよい時間になるのだなと思います。ありがとうございました!