なみきスクエア(福岡)でスペースファンタジーライブ

なみきスクエア(福岡)でスペースファンタジーライブ

2月2日(日)、福岡市にある「なみきスクエア」にて、「つながるナミキっ子スクエア」というイベント内で、「Space Fantasy LIVE」2回公演と、プラネタリウム番組2種の上映がありました。ピアノの小林真人さんをパートナーに、宇宙と生演奏の音楽とお話が一体化したライブです。

ここ「なみきスクエア」でのスペースファンタジーライブは今回で4年目。ここの事業プロデューサーをしている高宮さんを中心に、「地球舞台創造プロジェクト」という地域のみなさんを巻き込んでの活動が行われてきました。スペースファンタジーライブは、「みんなで表現しあって、共に生きよう」という理念を支えるものとして、またその成果を見せる場として位置づけられています。そして、おととしから去年にかけておこなった歌づくりワークショップから、「宙を見上げて」(作詞作曲 小林真人)が誕生しました。

そして、今年は、天井に天幕をはり、ほんとうに「宙を見上げる」そのスタイルで、部屋中央あたりのお客様には、寝転んでみていただくという初の試み。寝転んで見上げるのと、座ってみるのとでは、やはり入ってくる体感度がかなり違います。

なみき版は4年も連続でやっているので、根本のところで伝えたいメッセージは同じでも、テーマが少しずつ変わります。今回は、なみき版ゴールデンレコードを宇宙に届けよう、でした。あとべー博士と真人さんのやりとりの中で、ボイジャーのゴールデンレコードにはいっている音楽や福岡出身アーティストの音楽を即興的に弾いてもらったり、パーカッションの谷口さんのコールアンドレスポンスや真人さんのケンハーでお客さんにも参加してもらったり。

ボイジャー計画の主要科学者である、カール・セーガンの言葉も、真人さんのピアノにのるとますます力を増してくるように思います。広大な宇宙から地球をながめ、自分がここにいることを確認し・・最後に、舞松原小学校合唱団の子どもたち、なみきコミュニティスクールの子どもたち、総勢70名による「宙を見上げて」が、会場全体を包むとき、そこはほんとに「地球舞台」と呼べる場になったように思います。

2公演の間にはさんだ、プラネタリウム番組「オーロラストーリー」と「眠れなくなる宇宙の話」は、どちらもシナリオ高橋、音楽小林真人の番組。これもとっても好評でした。

なみきスクエアのみなさん、縁の下の力持ちの子ども文化コミュニティーのみなさん、一緒に歌ってくれた子どもたち、ほんとうにありがとうございました!