星つむぎの村通信 –No29– 2018.4.30発行

星つむぎの村通信 –No29– 2018.4.30発行

「桜満開の春真っ盛り」なんて思っていたら、あっという間に「夏気分」ですね。なんだか日本特有の春や秋を感じる時が少なくなった気がして少し寂しいですね。でも!、夜空を見上げると春の星座は健在。特に、北斗七星のどっしり構えた姿を見ると何故か安心してにっこりする私です。
さて、 お待たせしました! 村通信 お届けします!

(仲道正恭)

<星空俳句>
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〇投稿者プロフィール(斉藤さん)
青りんごこと齋藤泰文です。今、JR小海線で小淵沢駅からミニプラネ付き特別列車ハイレール1375に乗り、野辺山駅近くで、星案内をしています。
山梨県北杜市の八ヶ岳の南麓近くの、西に甲斐駒、北に八ヶ岳、東に茅が岳・金峰山
そして南には富士山が見える風光明媚なところに住んでおります。
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春の宵 くわつと口開(あ)く うみへび座

(今は、星空もすっかり春です。獅子座の下のコル・ヒドレ(別名アルファルド)を見つけ、全天一の巨大な海蛇の頭から尻尾へたどってみてください。)

(青りんご こと 斉藤泰文)

========目次========

1.今月の星空紹介
2.宇宙小話
3.村人だより -村人登場-
4.ビジュアルコーナー
5.星つむぎの村 活動スケジュール

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1.今月の星空紹介

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〇投稿者プロフィール(船場さん)
船場ゆりあ 山梨県の忍野村在住。山梨県立科学館天文担当へ三年務めた後、現在は美しい星空と雄大な富士の元、二匹のワンコを愛でながらお寺の奥さんをやっております。八月末、第一子出産予定。
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色鮮やかな花が咲き誇る季節になりました。太陽が沈んだ後の西の空に、金星が煌々と輝いています。金星は、朝方に見られるか夕方に見られるかで、明けの明星、宵の明星と呼び名が変わります。今は宵の明星ですが、仏教の祖であるお釈迦様は明けの明星をみて悟りを開いたと言われています。みなさんも金星から何か閃くかもしれませんね。
金星から目線を少し南へ移すと、今度は青白い星、おおいぬ座のシリウスが見つかります。その周りには赤、黄色、オレンジと地上の花のように色鮮やかな冬の星たちが見つかります。
今度は春の星を見つけましょう。東の空には、北斗七星が輝いています。この北斗七星はおおぐま座の長~い尻尾。この尻尾を伸ばしていくと、まずはオレンジ、次に白の星にぶつかります。うしかい座のアルクトゥールスとおとめ座のスピカです。この北斗七星から描く大きなアーチを春の大曲線といい、すぐに見つけることのできる形です。さらに、スピカの東側には夜半の明星・木星も輝き、今月の空は冬に負けないくらい賑やかな星空と言えそうですね。

(船場ゆりあ)

 

2.宇宙小話  -ペルセポネー的な生活-

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〇投稿者プロフィール(ほしむすびさん)

ほしむすびこと田中真理です
(ほしむすびと名乗り始めたのは、村が出来る少し前で、「田中」も「真理」もありふれていて、重なることが多く、全く違うペンネームを欲しいと思ったのがきっかけでした。
意味は、「星を結ぶことによって、人とも繋がりを築いていきたい」と思って作りましたが、村の名前と似てしまい、時々「ほしつむぎちゃん」と呼ばれることがあります)

東京都の多摩地域に住んでいます
生まれは山梨の塩山です!
離れてみると、山梨の緑からもらうパワーや四季折々の美しさ、果物の美味しさ、人情の厚さを感じます‼

自分の特徴
昨年度まで府中でプラネタリウムの解説をしておりました。これから、またどこかで話せたらと思っています。
みんなが笑顔で楽しく星を眺められたらと考えております!
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夕方、冬の星座達が西に傾く頃、東の空を見ると、オレンジ色の麦星と真っ白な真珠星が昇ってきます。

真珠星は、西洋ではスピカと呼ばれ、おとめ座の麦の穂が描かれている部分です。おとめ座の星座絵は、農業の女神デーメーテールの姿、またはその娘ペルセポネーの姿、はたまた正義の女神アストレイアの姿とも言われています。

皆さんはペルセポネーのお話しをご存知ですか?

美しいペルセポネーは、冥界の王ハーデスに連れ去られてしまいます。
その悲しみから母親の農業の女神デーメーテールが引きこもってしまい、作物が育たなくなってしまいました。困り果てた大神ゼウスはハーデスにペルセポネーを地上に返すように命じます。
返すときにハーデスは、ペルセポネーの口にザクロの実を一粒入れてしまいます。これは、冥界の者になった印。そのために、一年のうち3か月だけは冥界に戻ることになりました。

ペルセポネーのいない間、デーメーテールが引きこもってしまうので、寒い冬が出来たそうです。
ちょうど一年の4分の1になりますね。

私は、月に1週間ほど実家に帰ります。冥土に行った両親の遺したものを、片付けるために。
月の4分の1になりますので、『マンスリーペルセポネー』と洒落てみました~。

皆さんも是非星にまつわる神話をひもといて、御自分の生活と結びつけてみてくださいね!星空がぐっと身近なものに感じますよ‼

おしまい

(ほしむすび こと 田中真理)

 

3.村人だより  -村人登場!-

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〇投稿者プロフィール(叶さん)
名前 叶 久美
県名 埼玉県
特徴 家族には まんまるだね と言われる蠍座の女です(笑)
ひとこと ぴんぴんころりを目指して筋トレ継続中?
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伊東沖初島にて 波音と共にキラッキラッなたくさんの星たちに吸い込まれそうになり ドキドキした幼い日の記憶。20歳になる年にはハレー彗星が見たくてみたくて仕方がなかった。青い空  冬の澄みきった夜の空が大好きで 亡き家族や友人を想う時は空を見上げる私です。
皆さま こんにちは。2017年 7月〜埼玉県より村に参加しています。
人生半世紀を過ぎてから 家族や仕事以外の何かに関わって生きていきたいなぁと ぼんやり考え始めていた時に村に出会えました。
宇宙や星には なんの知識もないので お恥ずかしい限りですが 素晴らしい方々が優しい気持ちの中で 自由に楽しげに のびのび 宙と人 人と人とをつむぎながら過ごしている村が どんどん好きになっています。今はその中にふわふわと漂っていたい気分…のんびりと自分の出来ること したい事を見つけながら…。

(叶 久美)

4.ビジュアルコーナー

いただきました! 画像投稿(^^♪
鮮やかだった満開の桜を思い出しながら、視覚からの こころの栄養 とってくださいね!

(田中 敬吉)

(船場 ゆりあ)

※田中さん、船場さんのプロフィールは、それぞれ28号、29号に掲載しています。

 

5.星つむぎの村 活動スケジュール

<村全体>

6月9日(土) 13時30分~ 星つむぎの村総会  桂川ウェルネスパーク
関西方面でも同じ時間に集まりをもってもらって、テレビ会議でつなごうかな、と考えています。
他の遠方の方たちも、顔が見えるような工夫をしていきたいなと思います。

 

<村主催イベント>  http://hoshitsumugi.main.jp

4月30日(月) 13:30~ 甲府中央公民館(甲府市内)
星の子クラブ 子どもたちと星の活動をする集まりの第1回です。
5月4日(金)5日(土)18:00~20:30  ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳・セミナーハウス
スターオーシャン八ヶ岳 星空縁日
プラネタリウム、ワークショップ、星空観望会を行います。http://hoshitsumugi.main.jp/web/information/2086


<病院がプラネタリウム> http://hospla.net

7月までの情報です。

4月29日(日)  ラポール横浜
5月15日(火) こどもデイ うぃず(都内)
5月28日(月) 国立甲府病院
6月6日(水)  千葉東病院
6月14日(木) 島田療育センター(都内)
6月27日(水)  山口県立周南総合支援学校
6月28日(木)  広島大学附属病院
7月4日(水)    国立病院機構 福島病院
7月9日(月)    国立甲府病院
7月13日(金) ケアステーションvivi(兵庫県)
7月19日(木) 山梨県立あけぼの支援学校

他、たくさん調整中のものがあります。

 

<スターオーシャン八ヶ岳> http://star-yatsugatake.com

5月12日(土) 清里の森
スターオーシャン八ヶ岳 星空観望会
誰でも参加できる観望会です。
https://www.facebook.com/staroceanyatsugatake/

(高橋真理子)

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★星つむぎの村の最近の活動報告はこちらから!

〇星つむぎの村ウェブサイト
http://hoshitsumugi.main.jp/

〇星つむぎの村facebook
https://www.facebook.com/hoshitsumuginomura/

〇病院がプラネタリウムfacebook
https://www.facebook.com/hospitalplanetarium/

〇スターオーシャン八ヶ岳facebook
https://www.facebook.com/staroceanyatsugatake/